© 2011 「長岡映画」製作委員会 PSC
配給/TME PSC
クレマチスの丘の夏の風物詩、キャンドルナイト。キャンドルでライトアップしたヴァンジ彫刻庭園美術館の庭園と一夜限りのイベントをお楽しみいただけます。今年は震災以後に生み出された朗読劇と映画上映会を3日間にわたり開催いたします。
伝説の花火師、放浪の画家・山下清、
過去から来た謎の女子高生、現在をすれ違う恋人たち、
そして未来を生きる子どもたち――。
市井の人々の“勇気と祈り”で平和を作り、何度でも蘇り復興を遂げてきた町、長岡。
ほとんどの登場人物は歴史の中の実在の人物たちであり、
歴史的事実を革新的なセミドキュメンタリィ・タッチの劇映画として綴る。
いま、ひとつの、とてつもなく壮大な物語世界(ワンダーランド)の花が夜空に咲く!!
天草の地方紙記者・遠藤玲子(松雪泰子)が長岡を訪れたことには幾つかの理由があっ た。ひとつは中越地震の体験を経て、2011 年3 月11 日に起きた東日本大震災に於いて いち早く被災者を受け入れた長岡市を新聞記者として見詰めること。そしてもうひとつ は、何年も音信が途絶えていたかつての恋人・片山健一(髙嶋政宏)からふいに届いた 手紙に心惹かれたこと。山古志から届いた片山の手紙には、自分が教師を勤める高校で 女子学生・元木花(猪股南)が書いた『まだ戦争には間に合う』という舞台を上演する ので玲子に観て欲しいと書いてあり、更にはなによりも「長岡の花火を見て欲しい、長 岡の花火はお祭りじゃない、空襲や地震で亡くなった人たちへの追悼の花火、復興への 祈りの花火なんだ」という結びの言葉が強く胸に染み、導かれるように訪れたのだ。こ うして2011 年夏。長岡を旅する玲子は行く先々で出逢う人々と、数々の不思議な体験 を重ねてゆく。そしてその不思議な体験のほとんどが、実際に起きた長岡の歴史と織り 合わさっているのだと理解したとき、物語は過去、現在、未来へと時をまたぎ、誰も体 験したことのない世界へと紡がれてゆく――!
このイベントは終了しました。
上映作品この空の花 ─ 長岡花火物語
日時2014年8月17日 (日) 開場 18:00 開演 18:30
定員100名
料金1,500円 全席自由
会場ヴァンジ彫刻庭園美術館 展示棟
*料金には美術館・キャンドルナイト入館料を含みます
*小学生以上は大人料金がかかります。未就学児の入館はご遠慮ください
お電話にてお申込みください
クレマチスの丘コミュニケーションセンター
Tel. 055-989-8785 (水曜休館)
出演松雪泰子・髙嶋政宏・原田夏希・猪股南・寺島咲・筧利夫・森田直幸・池内万作・笹野高史・石川浩司・犬塚弘・油井昌由樹・片岡鶴太郎・藤村志保・尾美としのり・草刈正雄・柄本明・富司純子
監督大林宣彦
主題歌久石譲
製作プロデューサー大林恭子 (PSC) / 渡辺千雅 (「長岡映画」製作委員会代表)
制作担当プロデューサー山崎輝道
撮影加藤雄大・三本木久城・星貴
美術監督竹内公一
助成文化芸術振興費補助金
製作「長岡映画」製作委員会 PSC©2011
配給TME PSC
上映時間160分